2011年6月29日水曜日

PDF拡大と太字化

同じ6インチのXGAと、SVGAでは前者はドットが細かくなります。
「XGAは表示領域が増えたのはいいが、線が細くて読みにくい」
という場合もあります。

PDFの文書の領域拡大と文字の太字化を紹介します。

5月末まで無料公開された早川文庫のPDF電子書籍を表示させてみました。

>早川書房、世界最長のSF小説“宇宙英雄ローダン”シリーズの3月発売分を無償配布
>396巻と397巻の2冊を電子書籍として公開
>http://www.forest.impress.co.jp/docs/news/20110428_443061.html


まず、PDFを普通に開いて表示するとこうなります。
XGAなので読めるよう表示されますが、6インチ画面では文字が小さく感じます。




上部のノンブル(ページ数の表記)や、下部の特別無償配信版の文字は本文読書には不要なので拡大して削ってみます。
キーボードの 『AA』ボタンを1度押すと、↓のような領域拡大(zoom)指定画面になります。
日本語で説明表示されてますね。



『i』キーを押すごとに拡大(zoomIn)、『o』キーを押すごとに縮小(zoomOut)します。 ここでは、『i』を2回押して2段階拡大したら、ページ数表記と特別無料配信の文字が消えたので『enter』で確定です。



文字が拡大され、画面一杯に本文のみが表示されました。


この電子書籍はフォント埋め込みのPDFですが、電子ペーパー端末で読むにはちょっとフォントの線が細いです。 読みやすくなるよう太字設定にします。
『option』キー を押し、開いたメニューからカーソルキーで『太字表示オン』を選び『enter』キー


少し文字が太くなったのがわかるでしょうか。


拡大位置はカーソルキーで自由に移動可能です。

このままページ送りをしていけば、拡大エリア、拡大率、太字を維持したまま読み進められます。

ただし、読書中のPDFを閉じてしまうと、拡大設定は自動解除されます。 また、『AA』『i』『i』『enter』『option』『太字on』『enter』という操作が必要です。

eb03という以前の機種ではpdfを閉じても拡大解除動作を自分で行うまでは、そのPDFの拡大位置・拡大位置が保持できたので、今後のファームウェアVerUpで改善されるかもしれません。