2011年8月3日水曜日

left hand hold (左手持ち)

私個人として、電子書籍暦はそこそこ長いです。
古くはWin95、98時代のPC画面でスキャン画像を読んだり、新潮文庫の100冊CD-ROMを読んだりから始まる、CRTデスクトップ、LCDノート(98ノートとか)などを経まして・・。

PDAのSonyCLIEを2機種、SHARP Zaurus1機種、Apple ipod Touch第2世代、 Touch第4世代、
そして、初の電子ペーパー端末が irver story wifi (EB03) で、

最近、買い増ししたのが iriver story HD (EB07) という感じ。
いずれも基本的には縦書き日本語の書籍、テキスト、コミックです。
ケータイ読書、タブレット読書は未体験です。

SONY CLIE PEG-T600C
※左手親指位置にジョグダイアル
http://www.sony.jp/products/Consumer/PEG/PEG-T600C/mobile.html


SONY PEG-NX73V
※左手親指位置にジョグダイアル
http://www.sony.jp/products/Consumer/PEG/PEG-NX80V/


SHARP SL-C3100
※左手親指位置にジョグ
http://www.sharp.co.jp/products/slc3100/


APPLE ipod Touch
※左右どちらでも片手持ち親指操作可能
http://www.apple.com/jp/ipodtouch/


iriver story wifi
※左右どちらでも片手持ち親指操作可能
http://www.iriver.com/product/view.asp?pCode=002&pNo=72



CLIE、Zaurus、さらに ipodTouchで「電子書籍は左手持ち、左親指でページ捲り操作」が馴染み過ぎてしまったので、それができない電子書籍端末は今後も買わないと思うのです。


やっと、本題です。


iriver story HD(EB07) は、以前も書いたとおり
http://ebookyaro.blogspot.com/2011/07/holding.html
左手片手持ち、左親指でのページ捲り操作は できます。 (だから買ったのですが)


しかし、使いにくい。


左手親指が届いて操作できる「次ページ」は、銀色バーを下に傾けるのみ!! しかない。
この操作に未だ慣れることができなくて、読書中、親指が左に寄ると、誤操作で銀色バー左を押してしまい「ページ戻り」されるのです。


この不便を解決するには、、、
1)誤操作のないよう慣れるまで頑張る
2)左手持ちあきらめる、右手操作のみする
3)右開きのカバーを購入し、物理的に左手操作できなくする
4)ファームウェア改善を待つ
5)本体を分解改造して、銀色左のパターンを「→」キーか、銀色右に直結する


どのアイデアも。。。。


などと、私のように悩んでいる story hdユーザーが、もし、おられましたら!?
このアイデアを試して頂きたい。
PDF270度回転です!



日本の『表彰状』とか『巻物』を読む感じ??
あたり前ですけど、左手親指で操作可能な「次ページ」が、こんなに増えます!

銀色↓押しで「次ページ」または、銀色←傾けで「次ページ」
銀色↑押しで「前ページ」または、銀色→傾けで「前ページ」
日本語縦書き文章に対して、違和感ない操作です。
上下左右の矢印キーも使えますよ。



回転PDFの作り方は簡単

ChainLPで横長のPDFを出力して、
http://no722.cocolog-nifty.com/blog/chainlp/

できたPDFを、RotPDFへドラッグ&ドロップで 270度回転を出力です。
http://www.forest.impress.co.jp/article/2004/07/06/rotpdf.html


ちなみに、90度回転にすると右持ち用PDFも作れます。
(銀色↑押しが「次ページ」になります)


しかし、持ちにくいかも・・・とか、重量バランスが・・・とか、見た目カッコワルイ・・とか、そもそもテキスト変換のPDFのみでスキャン小説・コミックでは不可・・・とか、、、想定外の使い方故に色々ありますけどね、、 kindle3では(親指操作)できない、story hdならでは! ってことで、興味あったらお試しください。



追記;
「普通の縦書きPDFを180度回転して、本体を上下逆さに持ったらいいんじゃね? 」
も、試しましたよ。
銀色ではなく、左上角になる「→」キーで親指操作できます・・・
が、親指の影たっぷり、持ち続けられない、本体落とします、危険ですw 全然ダメっす。