2013年2月27日水曜日

zinioで 文藝春秋 買ってみた

昨日、デジタル雑誌販売の zinio から £5のクーポンがメールで送られてきたので、イギリスから日本の雑誌 『文藝春秋』を買ってみました。


↑メールで送られてきました。 有効期限は48時間!
過去zinioで購入経験ありの人は同様に届いているかもしれません。迷惑メール振り分けされていて気が付かなかった・・ということのないように、心当たりの方は是非確認を(前回、前々回と気が付かなかった私)。 私のはイギリスアカウントなので £5(約692円相当)です。

↑紙本で税込890円(特別定価?)の文藝春秋3月号ですが、、


↑デジタルダウンロード版は、10500円で12冊の年間購読か、1000円で1冊だけ買うか という、価格設定。 電子書籍のほうが紙本より高額販売です。 さらに、1000円というのは、日本国内で購入すれば・・という価格でありまして、
(zinioはあらゆるプラットフォームでご利用いただけます←これ重要)

↑イギリス在住野郎への販売価格は、£6.85+ TAX/VAT£1.37=£8.22(約1140円) だそうな。 日本で紙本を買うより約250円も高い。 (けど、ロンドンの日本書店で紙本を買うことや、紙本をヨーロッパへ個人輸入すると考えたら、かなり安いですが)
£5.00のクーポンを使って、差引支払額£3.22  これで、約446円。 これなら、芥川賞作品読むために買う私でもお得感ありです。


↓iPodTouch 4G(古モデル)での表示





ご存じと思いますけど、芥川賞作品は文藝春秋で読むと、選評やインタビュー記事なども読めるし、安いし、でお得です。
今回の芥川賞、「初の横書き作品!」という紹介記事を読まれた方も多いですよね。 zinioの電子版は、紙版イメージのままのようで、414ページ(1ページ目) → 413ページ(2ページ目) → 412ページ(3ページ目) と、逆紙送り・逆ページ送りが混ざっているという点でも、珍しい電子書籍でした。

↑2本指で拡大したところ。 この程度まで拡大できます。


↑目次ページ。 もちろん、タッチで該当ページへジャンプできます。 普通に読みやすいし使いやすい。
縦書きの本なのに目次部は横書き表示とか、目次の項目が途中で途切れて省略表示となってるバカな電子書籍ってよくありますよね。

↑フルカラーページもあります

カラーでFullHD または Ratina のタブレットでの読書に適したコンテンツです。

ということで、 iPad Mini HD(Ratina?) 早く欲しいゾー と、また思った今日この頃。

2013年2月18日月曜日

IKEA EXPEDIT (棚) 買った



片付け、整理整頓を苦手とするオッサンです。
しかし、散らかっている・ゴチャゴチャしているのを見続けるのもイヤ。
面倒くさがりの私が、スッキリ・キレイな部屋を維持するには
「コレしかない! この棚を買えば、すべて解決だ!」
と、思いたってから、既に3年・・。
先日、やっと購入に踏み切れたので報告。
IKEA の EXPEDIT というシリーズの自分で組み立てる棚。



IKEA公式の価格は、
4x4=16のEXPEDITのWHITEはイギリスでは£75(約10800円) 日本では15900円
2x4= 8のEXPEDITのWHITEはイギリスでは£55(約 7917円) 日本では 7990円
同じ製品だと思いますが、2x4は日本では白・黒以外も7990円で売られているとか、4x4は日本とイギリスでは価格差があるとか。



なかなか購入に踏み切れなかった訳

IKEAの店内展示で実製品の色や品質は数度確認しました。 見るたびに欲しい・買いたいの欲求高まる。
電子書籍リーダーやiPad、スマホ購入に躊躇している私ですが、この棚の販売価格は納得できて、いつでも現金支払いできるゼ、問題ないゼ。自分の生活が快適になるのがわかってるからさ。

ところが、WEB上で棚のスペック・組立説明書を読むと、ロンドン在住時の部屋では購入を諦めざるを得なかった。

1)場所がなかった
4x4の棚を設置するのに必要なスペース (149cm x 39cm x 149cm)は、勿論、問題なしですよ。じゃなきゃ買おうと思わない。 しかし、「この商品は組み立てが必要です」。
組み立て説明書PDFを読むと、寝かせた状態で組み立てていき、最後に立ち上げることになっている。
つまり、この棚を作って設置するまでには、自室に床面積的に、
 ・出来上がった棚を設置するスペース (149cm x 39cm)
 ・棚を寝かせて組み立てるスペース (200cm x 200cm)
  →組み立て作業のために歩いたり、しゃがんだりするために、最低余裕50cm以上?
 ・配送されてきた梱包状態・開梱前状態の製品を一時的に置いておくスペース
などが必要であり・・、以前のアパート室内は狭すぎ・余裕なさすぎで困難が予想できました。


2)床の耐久性が心配だった
 以前のアパートは築年数120年! を改修し続けて現在に至る物件の2階でした。 木造ではないのに、私が普通に室内を歩いただけでミシミシ音がする。上階の人の生活音やミシミシも常時聞こえてくる。この棚1つで約60kg(↑のスペック)、複数置いたらさらに。トラブルは起こしたくないですからね。


3)壁に穴あけに考えさせらた

 組み立て説明書によると最終的に棚を壁にネジ固定が必須のように書かれています。ロンドンは、地震は日本に比べたら皆無と言っていいほど少ないのですが、、以前のアパートは地下鉄駅のすぐ近くという立地の良さの反面、地下鉄走行振動・揺れ・騒音があり、かつ古物件ということもあり、棚固定で壁穴開け必要だよな・・と考えたら面倒にもなり。



引っ越ししたら諸問題全て解決!購入前シュミレーション


脱衣所?! コインロッカー!?
ではありません。。 
引っ越してきた新居の1部屋を、こうしようと計画。 新居は築年数は20年以上なものの、2階建ての1階です。 作り付け収納が全く無いフローリングのこの部屋は、メタボのオッサンが室内で縄跳びやっても、全く問題ない感じ。
後記事になる予定ですけど、ロンドンのアパートではWiiでフィットネスは上下階に遠慮しがちにやらねばならずで気持ちよくなれなかった。

【注】ここで紹介している Home Planner は旧Versionです。
現在は新しいものが日本語で利用可能です。


↑ IKEA Home Planner という IKEAオフィシャルの家具配置シュミレーションソフトです。 米国仕様な上に、かなり古いアプリで最近販売されている家具はサポートされてませんが、単位をメートルではなくフィートで入力することだけ気を付ければ、EXPEDIT棚の配置シュミレーションはなんとかできます。
たとえば、「3.5メートルは何フィート?」 は Google の検索で 「 3.5 m in feet」 です。
で、ドアと窓を設置しまして、


↑EXPEDIT家具をドラッグ・ドロップで図面内に。 マウスでの位置調整は困難なのでカーソルキーを使いましょう。家具の回転もできます。


↑ということで、購入計画はこんな感じ。
4x4 White2つ(£75x2=£150)と、 2x4 White2つ(£55x2=£110)。 そしてオンライン注文での我が家までの配送料は£35で配送予定は2週間後でした。
Whiteにした理由は単純に一番安価だからと、壁が白だから。

床強度、振動、設置・組立・開梱前の一時置場などのスペース、近所迷惑問題などは解決しましたが、1つだけ困った問題発生。
↑の理想のように壁にピッタリ配置ができないのです。壁コンセント位置や、作り付けの邪魔なヒーターのために。よって、壁から数センチ隙間の空いた状態での設置となります。当然、付属の金具で壁固定もできません。 でもまぁ、奥行39cmもあるし、地震も地下鉄も無いし・・大丈夫だろうということで。


オプション品は一番安い黒箱のみ注文



IKEA の EXPEDITシリーズのイイところは、豊富なオプションで自分の好みのカスタマイズがいつでも簡単にできること。 詳しくは公式ページを見ていただくとか、 Googleの画像検索で 「IKEA EXPEDIT」です。
参考

参考に:IKEA EXPEDIT 改造&コーディネート 【イケア エクスペディート】
http://matome.naver.jp/odai/2133983184452440601

 格子の中に組み込む 箱各種・各色 のほか、扉、透明ガラス扉、鏡扉、引き出し、机テーブル、キャスターなどなど。 しかし、1つ、2つなら安いけど、数量多くなると、結構高価で。。
必要を感じたら、都度買い足すということで、初回は 一番安い ↑のDRONA という組み立て式布ボックスを16個買いました。 それだけでも£40(約5758円)

参考に:IKEA JAPAN 公式ブログ
http://ikea-blog.jp/2010/09/339expedit-b2eb.html
昔売ってたけど、今は入手不可なオプションもあります。
「仕切りひとつの内寸は幅33.5×奥行き39×高さ33.5cm。」 ←コレ大事。



組み立て中に気が付いたこと

1) ゴムハンマー (マレット)があったほうがいい
私は事前に↑コレ買いました。 組み立て説明書を見ていただくとわかりますが、釘は一切使わず、小さな木片で、各棚板や上下左右のボードをジョイントしていきます。 木片を埋め込む際、木片を埋め込んだ棚板と大きなボードを合体させる際に、ゴムハンマー(金槌じゃなくて、ゴム槌?)が非常に役立ちました。
他にあったら便利な工具としては、六角レンチを回せる電動ドライバーでしょうか。無くてもいいけど、あったら効率いいです。


2)4x4の組立は、二人作業必須
説明書には2人で作業する旨書かれています。
1人では全く無理なの? というと、結構ムリです。
まず、組立作業に入る前に、届いた梱包箱は重過ぎ・デカ過ぎ。
次に、↑の 最初の作業、2枚の厚板をスクリュー固定、誰か押さえてくれないと1人では作業困難。 さらに、最終の出来上がったものを立ち上げ起こす作業、スゲーー重い。
1人で作業はヤメましょう。腰やられるか、または、部品の木片破損事故になりますので。


3) キャスター無しでも棚を動かせる
「時々、棚を動かしたくなるかも、、オプションのキャスターがあったほうがいいのか?」
と、私のように思った人のために書きますと、「時々、棚を動かす」だけならキャスター購入は不要です。
↑の組立図のように、最後に丸いフェルトシートを底面に貼るので、これのおかげで床上をラクに滑らせることができます。
ただ、フローリングではなく、畳・絨毯などの滑りにくい床上に設置して頻繁に棚を動かしたい人や、 棚の下に スキー板や、竹刀などの長尺物を収納したい人はキャスター購入していいかも。
たぶん、構造上、どのEXPEDITでもキャスター設置可能ですが、IKEAが安全上推奨していない組み合わせもある(4x4にはダメ、4x2は横長の場合のみ可)ので事前確認してください。


4)2つの棚を前後にピッタリ密着もアリ

 昔、日本のテレビ通販で、
「引き出しを引き抜くと、その奥にまた引き出しがあって、前後を入れ替えるだけで夏・冬服の交換が簡単」というのがありました。
この、EXPEDITは背面版がないので同じことができますね。 引き出しの奥にまた引き出し、何を隠しますか? むふふ。



ということで、完成、大満足!

昨日、全部完成、48ボックスの脱衣所的な収納スペースができました。
ちょうどデーモン小暮が出演してました。昨年末買った、42インチテレビです。
テレビOFFの状態では、当たり前ですが、画面が大きな黒い板壁になるので、壁の白と、棚の白と、箱の黒と、違和感が無いかなと思ってます。
写真ではスッキリしているように見えます・・・が、 が、
棚の裏側は、アンテナ線、衛星アンテナ線、各種電源コード・タップ各種、HDMIケーブル4本、LANケーブル3本、光デジタルケーブル、USBケーブル・・・・・その他と、ぐちゃぐちゃ状態です。
けど、黒箱を差し込んでしまえば全部キレイに隠せますし、黒箱を引き抜けば、すべてに簡単にアクセス可です。

黒箱の中は、基本、何でもアリですね。
本・DVD・インスタント麺やパスタ、スープなど保存食品・パンツ・靴下・洗剤・各種衣類・ダンベル・ゲーム機器・小型AV機器・小型のものならレーザープリンタやスキャンスナップ、要は 【仕切りひとつの内寸は幅33.5×奥行き39×高さ33.5cm】 に収まるものなら、何をぶち込もうが、↑ の見た目のまま変化なし ってことです。
本の背表紙や、DVDの背表紙も常時読めるように保管するのではなく、黒箱引き出しを引き出したときに確認できる・・にしたら、部屋のゴチャゴチャ感解消でスッキリしました。
 あと、例の DYSON DC35 コードレス掃除機 も、この玄箱の中で収納・充電することにしまして、スッキリです。最初は壁かけも考えたけど、私の場合は長いパイプを滅多に使わないし、掃除機を目につくところに常設する必要も無いなと。アイロン・ミキサーとか、たまにしか使わない家電も。

日本に住んでいた時は、LDプレーヤーや、横長のビデオデッキ、横長のDVDプレーヤーなど色々所有していたので、なんちゃってエレクター的な銀ワイアーフレームの棚をホームセンターで買いこんで簡単に組み立てて使ってましたが・・・ 2週間位でイヤになりました・・。金属の威圧感で落ち着かないとか、目障りなケーブル隠すの面倒とか、意外と汎用性少ないとか応用効かなくて使いこなせないとか。。

面倒くさがりで部屋をスッキリさせたい、私のような人には、本当にオススメですよ。IKEAの棚。
金に余裕ができたら、違う色・素材の箱を買い集めて模様替えも簡単。
なんといっても、世界各国のIKEAで販売されている世界品質の安心製品。
(イギリスルールかもしれませんが、IKEAの配送してくれたドライバーが言うには、組み立て後、箱を捨ててしまった状態でも気に入らなければ30日以内なら返品可能、引き取りも無料 と言ってた)


イギリスの2リットルペットボトルは高さが34cmちょっとあって、ギリギリ縦置きはできなかった。
けど、横置きなら9本バッチリ。 日本の四角いペットボトルならどうでしょうかね。
非常食料保管棚としても便利そうです。
(ちなみに1つの棚には最大13kgまでと謳われているので、↑はダメです。 重量物は最下段に置きましょう)

ということで、大満足のIKEA EXPEDIT購入記でした。


追記:設置プランで、1x4棚の分、部屋の隅に隙間が空いてましたが、4x4の棚を押し込みまして、3x4だけアクセスできるようにし、「1x4は使わないのだけど捨てられないもの」置き場になりました。 すると天面がL字の棚ができるので、使い勝手良いです。

2013年2月8日金曜日

Kindle 5 買った



Kindle Paperwhiteの売り文句に納得・満足できず返品した私、気にはなっていたものの購入に踏み切れなかった Kindle5をやっと購入しました。

「iPad Mini Ratinaが発売されたら絶対買う」
「Kindle Paperwhiteの後継機で物理ページ送りボタン付き&照明ムラ無し&軽量が発売されたら絶対買う」
を前提に。

Kindle5とは?
Kindle5 (Kindle Fifth Generation)は、Kindle4の後継機として2012年9月に発表されたモデルです。
解像度・サイズ・重さはKindle4と同じ 6" SVGA 600 x 800px / 166 x 114 x 8.7mm / 170g 。
CPU/クロック/RAM容量/バッテリ容量/動作時間などもKindle4と同じ
ファームウェアもKindle4/5で共通らしい。
Kindle4との違いは、
・$79(広告あり)/$109(広告無し) → $69/$89へ値下げ
・電子ペーパーディスプレイのコントラスト向上 (パネルが変わったということ?)
・ページ送り速度15%高速 (〃)
・筐体色が灰色から黒に   です。

Kindle Paperwhiteとの違い
購入に踏み切れなかった理由がこれらでもあります
Kindle5は高価で低機能
→ 今回はamazon.ukの1日限定セールで£69→£59(約8680円)で買いましたが…日本では高機能・高性能な Paperwhiteが7980円で買えるわけで。今頃Kindle5を買う日本人は滅多にいないと思われます。Kindle5はSVGA(低解像度)/ライト無し/日本語電子書籍の購入閲覧不可能 ですよ。 

Kindle5は軽くて小さくて物理ページ送りボタンがある
→ 最新機種のPaperwhiteは 169 x 117 x 9.1mm 213g。 Kindle5のほうが43g軽くて、若干小さくて薄いです。そして私が最も魅力で電子ペーパー機には必須と感じる物理ページ送りボタンが筐体左右にあります。

タッチパネル無しモデルはKindle5が最後なのでは?の不安→だから買った!
ページ送りは物理ボタンで確実に行いたいのです。タッチパネルはあってもいいけど…物理ボタンを無しは困る。タッチパネルの必要性を感じない人にとっては、タッチパネル部品・回路無しの分、軽量・小型・省電力(同じ動作時間なら軽量小型のバッテリ搭載で済む)が魅力に感じます。
今後の電子ペーパーKindle機の予想として、

・新Paperwhiteで物理ページ送りボタン付き
は、もしかしたら来るかもしれない・・。さらにライトムラが無くなって、日本のコミックを沢山保存できる大容量メモリ搭載版。
けど、 Kindle5の170gと同等か、それ以下の軽さになるとは思えないし、それがイギリスで£59で買えるようになるとも思えない・・。

・Kindle6 (Kindle5の後継機)
は、無いと思われる。 XGAで日本語電子書籍も普通に利用できて軽くて物理ボタン付きで安価 が登場したら嬉しいけども・・日本での電子書籍&端末販売も始まったので、今後、端末からの書籍購入のために、日本語かな漢字変換を行えない端末の登場はなさそうだし、世界各国向けに物理文字キーボード付モデル登場(Kindle3の完全日本語版的な)は絶対ありえないし・・ するとPaperwhite系列のみ生き残りになりそうな。

・Kindle5 さらに若干値下がりで今後も数年継続販売
は、ありそう。 物理ページ送りボタン付きが好き、端末価格は安いのがいい、小型軽量がいい、ライト無しでもSVGAでも構わない、欧文電子書籍さえ読めるなら。 という人は欧米には沢山いるわけで。

FireHDのように液晶タブレットで動画、アプリ、音楽、カラー雑誌コンテンツ販売で収益を伸ばしたいamazonが電子ペーパー機を今後どうするのか、、。

色々気になるから、魅力端末は買えるときに買っておこう!!  と。


↓包装袋から取り出した

↓初期起動中

↓日本語は絶対選べない完全欧米仕様
 (Kindle4同様に日本語丸ゴシックフォントは入ってます)

↓Wi-fi設定画面
上下左右カーソルキーで選ぶ、中央キーで選択 という、ファミコンコントローラーでの文字入力的な。
物理キーボード付きでも数字入力にShiftが必要だったり、指が痛くなるStoryHDに比べて、Kindle5の文字入力はかなり快適。CPUが新しいとか、パネルの応答速度が速いとか、ファームウェアがよくできているとか、とにかくキビキビ軽快に動作すると感じました。

↓(参考 Paperwhite構造)
Paperwhiteの開梱時より白く感じるのは、Kinlde5には"LIGHT GUIDE", "TOUCH SCREEN" が無いからでしょうか?


↓初回起動して言語UKを選んだ直後にPCとUSB接続すると、空き容量1.34GB / 1.39GB

↓プレインストールのdocumentsフォルダの中の辞書ファイルや取説を削除すれば、さらに48.5MB利用可能に




↓日中、日陰の室内にて青空キンドルで配布されているサンプルファイルより、kumono_ito_normal.pdf を表示させたところ

↓拡大  SVGAなので…、こういう品質。 

↓このブログ的に重要な iriver StoryHDとの比較 (同じファイルkumono_ito_normal.pdf)
・Kindle5のほうが白地が白いとハッキリわかる
・Kindle5は画面内へのフレーム影が少ない (画面とフレームの段差が少ない)
・でも、XGAのStoryHDのほうが文字・表示品質は綺麗だし、「Page XX」とかシステム表示なしで全画面利用できるから、同じ6インチ画面でも無駄表示がなく表示の美しさ読みやすさでは優れていると思う。


ページ送りボタンについて
Kindle4と多分同じだと思いますので、使用感は Kindle4のレビュー記事をネット検索していただければよいかと。
ご存じない人のために説明しますと、左右辺に前・次ページの物理的に押し込むボタンが付いています。次ページボタンは長く、前ページボタンは短いです。長くて大きくて押しやすいのが「次ページ」
この使用感は、実機を触って体験しないとわからないと思うのですが、個人的な感想を述べますと、
「妙!」です。慣れるまでは。
普通、一般的な機器では、本体の左右辺部に付いているボタンというのは、iPhoneやiPodTouchのボリュームボタンのように横から本体中央側に向かって押し込むのが多いと思いますが、、Kindle5のコレは、ギリギリ側面でもあり、ギリギリ表面でもあるという位置にあるもので、例えるならiPhoneやiPodTouchのホームボタンのように表面からしか押せないのです。前面から背面方向へのみ押し込み可能。
横幅114mmですから、親指と他4本指にて余裕で片手で握り持ちできます。重さは170gですから握り持ち続けても疲れません。(ちなみにNexus7はちょっと大きい120mm,ちょうど倍の340g)
し・か・し!
握り持ちした際の親指では、ページ送りボタンは横から押し込みができないために、片手持ち読書は困難なのです。 親指の横、または、四本指のほうを使って、本体前面から背面方向に押すみたいな、やりにくい片手持ちとなります。
ということで、本体をケース無しで片手持ち読書のしやすさという点では、ページ送りボタンが画面下部中央にありキーボード部を包んで握りやすいStoryHDのほうが、個人的には使いやすいです。
縦型スマホ握りでページ送りしやすいようにしなかった設計・開発の意図がわからんです。。
ボタン押下音や反応までの圧力はStoryHDの銀色バーに比べたら、とても静かで滑らかで快適です。色・デザインの良さについては敢えて言うまでもなしで。


四本指を入れられるケース(カバー)は必須!
ケース無しでの片手持ち読書がちと大変・・・というのは、以前Kindle4のデモ機で体験済みだったのでわかってたこと。 で、 このケース です。Paperwhite用に買ったものの、Paperwhiteを返品したので活用できずにいたこのケース。純正品より安くて便利なこのケース。

四本指が後ろのポケットに入ることで、普通に片手で安定保持できて親指でページ送り操作できるし、左右どちらの手でも違和感無し問題無しは当然なうえに、

やりたかったこと、 寝ながら快適読書!

↓ベッドで左向きに寝ながら読書
写真内の左手の親指を押し込むだけでページ送り
(実際、寝ながら写真撮影試みたら難しくてブレてます、すみません)

↓ベッドで右向きに寝ながら読書
左向きに飽きたり疲れを感じたら、即寝返って右向きに。右手で同じように持ちなおすだけ。
写真内の右手の親指を押し込むだけでページ送り


当然、もう片方の手・腕はぬくぬくの蒲団の中。
こういう、どちらの手でも違和感なく同じように持ち替えできて操作感も変わらないって、 Kindle Paperwhite, Kindle Touch, そして Kobo Glo, Touch, Mini も多分できないです。 ページ送りと認識するタッチ領域が左右操作で異なっているとか、手を変えると加減が変わってしまい、タッチにせよフリックにせよページ送りミスが発生したり。
読書に集中してるときに、ページ送りが反応してくれなかったり、誤反応で勝手に数ページ送られたり、勝手に前ページに戻ったりすると、ちとイラッとしますからね。 2ページ送られた時には、そこまでの読書であまり使わなかったページ戻り操作をせねばなりませんし。違う操作を敢えてさせらるのも困る。イランことしてくれるなと。

画面内に指を運ぶ必要がない、フレームと画面とで違う材質・触感を触り合うことがない、画面に指を置いてたら必要ないのに単語の意味表示がポップアップされてしまい取り消し操作・・ということがない、画面が汚れない・・、3ページ送るには3回カチカチカチと押すだけ。

まぁ色々ありますけど、まとめて言うと、物理ページボタンがあると、読書中、「イラッ」とすることがない!
と、思われます。
このケースを使っての寝ながら読書では、天井を見上げての片手持ちページ送りもどちらの手でも全く問題なくできます。


↓左手片手持ち読書快適
右手は…… コーヒーカップ持ってるとかねw
読書中の右手ってアレじゃないですか…(自主規制w)


昨今のAndroidタブレットでは「ホーム」「戻る」ボタンなどが画面内に表示され、物理ボタンが少なくなってきておりますが、Kindle4、5には電源や、方向キーそれぞれを1つと数えると、実に14個ものボタンがあります。 ファミコンコントローラーの「SELECT」「START」のように同時タイミング操作がなく需要の少ないボタンを無くしてコスト削減することは簡単だと思える時代に、、左右それぞれに同じ機能のページ送り・戻りボタンを搭載し続けていることは改めて有難いと感じました。 Shiftキーが片側にしか無いキーボードとかありますよね。


Paperwhiteより高価で低機能・低性能な Kindle5。
私のように、「物理ページボタンが好き」  「自炊用に余白除去PDF作ること面倒に思わない」 「自炊画像・自炊テキストPDF読書できればamazonの日本語電子書籍読めなくとも構わない」 「Kindle5ではコミックや2段組み小説など読まないと割り切るからSVGAでも構わない」  「照射ムラのあるライトなら無くともイイヨ・・」と言う人で、タッチパネルではない物理ページボタンに魅力を感じる人には、軽くて小さくて本当にオススメの良質電子ペーパー端末です!  (でも、購入に踏み切るのは難しいよな、ワカル。 日本からでは輸入購入になるし)